「エア・マトリックス」は多くのオーディオファイルや音楽ファンに愛用され続けているDHラボの人気モデルです。
理由の一つとして、この製品の持つ大きなコストバリューが、確かに挙げられるでしょう。
厳選されたシルバーコートOFC導体、DHラボの誇るAir Matrix誘電体、そして高価なアルティメット・コネクターという三大要素が投入された高級機でありながら価格はミドルクラスに抑えられており、性能対価格比がたいへん大きいのです。
しかしながら、エア・マトリックスの最大のポイントはその魅力的な音質です。
「このケーブルに戻すたび、私は音を忘れて、音楽そのものの中に引き戻される。」
というFrancisco Duran氏(米「audio MUSINGS」)のコメントにも表れているように、リスナーを音楽そのものに引き込むような魅力を持つケーブルなのです。
ステージの最前に進み出て中央定位するヴォーカルのリアルさ、コンツェルトにおける独奏楽器の繊細で内面的な表情、さらには演奏現場のリアルな音場と空気感、、
エア・マトリックスの音調には音楽鑑賞に必要な要素が潤沢に盛り込まれています。
低く、深さのあるエネルギーバランスもまた心地好く、リスニングに充実感をもたらすでしょう。
こうした豊かな音楽性こそ、Ultimate Connector、 Air Matrix誘電体など、DHラボの革新的技術のもたらした成果の表れに他ならないのです。
【 付記1 Air Matrix誘電体 】
実際に60%は空気からなるというこの低密度誘電体は、強力な誘電率を実現しており、導体を流れるエネルギー(音楽信号)の損失及び変質を極限まで抑え込む作用を持っています。
誘電体の誘電率の比較
PVC:4.5
Nylon:3.8
Polyethylene:2.4
Teflon:2.1
Air Matrix:1.4
【 付記2 Ultimateコネクター 】
エア・マトリックスに関して欠かすことのできないのが同社の開発した「Ultimate RCA Connector」というRCAプラグです。
通常、真鍮を素子とするRCAプラグの銅純度は50〜60%で、その伝導率は20〜30%程度。
日本でも人気の高い海外メーカー製高額プラグも伝導率26%〜28%であることが公表されています。
それらと比較すれば「Ultimate RCA」の持つ93%という伝導率は驚異的です。
このスペックを実現するためDH Labs社は素子の銅純度を実に99.3%にまで向上させたといいます。
(詳細は『特殊ケーブル&アイテム』カテゴリー「アルティメットRCAコネクター」をご参照ください)
(「Home Technology eMagazine」Recommend、「Bound For Sound」Recommend、「AudioXpress」Recommend、「audioMUSINGS」Recommend)
1m pair■DH Labs’ Ultimate RCA connectors or XLR connectors、Special silver bearing solders、Fully shielded and low in capacitance、Air Matrics dielectric、Low signal loss Silver coated OFC conductors■
※1.5m、2m、3m、4m、5m、、、等の長さも特注可能です。納期や価格についてはメールでお気軽にご相談ください。
<ご参考>
このDH Labsケーブルは透明感がきわめて、
いや、それ以上に、高い。
それは私をソファに沈みこませ、
逆らい難いほど浸り込ませる音楽性を、
いとも容易に、そして充分にもたらした。
AIR MATRIXは、音楽がシリアスでより深くなるような
響きの閃きを持っている。
このケーブルはシステムに息吹を与える。
和声の響きを整え、
瞬間的要素へのレスポンスは猫足のように素早い。
生半可さからの脱却は、素材の違いから来ているのだろう。
聴いたことのないほど良いケーブルだった。
より多くを語る必要はない。
今日、一対の Air Matrixを手に入れて欲しい。
たとえ今どんなインターコネクトを使っていても、
全システムを即座にアップグレードできるだろう。
Paul Cervante氏評より抜粋(High End Reader)