オーディオケーブル、スピーカーケーブルならけーぶる舎。[Stirling Broadcast] LS-3/5a V2のご紹介。
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[Stirling Broadcast] LS-3/5a V2

商品名 : [Stirling Broadcast] LS-3/5a V2

価格 : 288,200円(税込)

※表示されている価格は税込定価です。(実際の販売価格はメールでお気軽にお訊ね下さい)

数量 :

 お買上総額\10,000以上で送料無料となります。

英国放送協会(BBC)公認のモニタースピーカーLS-3/5aは、おそらく世界で最も高名なモニタースピーカーですのでご存知ない方はおられないでしょう。インターネット上を眺めるならLS-3/5aに関するじつに多くの情報が世界中から発信されています。ここで同種の説明を繰り返すことは避けたいと思いますが、製品の輸入元YST社のホームページには「LS-3/5a V2」に関する正確な情報をはじめ、Stirling Broadcastの創始者DougStirling氏によって「LS-3/5a V2」が生み出されるまでの経緯などが詳しく記されていますので、興味のある方はぜひご参照頂きたいと思います。


さて、ここではこの伝説的銘機LS-3/5aに対する特別な思い入れを一旦脇に置き、ごく一般の音楽鑑賞用小型スピーカーとしてStirling Broadcast製「LS-3/5a V2」を試聴してみたいと思います。もともとけーぶる舎のポリシーは「音楽を楽しむためのアイテム」として価値のあるオーディオケーブルをご紹介することです。ケーブル以外のオーディオ機器をご紹介するとしても、そのスタンスに変わりありません。

 

(1)  高域について

フルートの上端に乗るいぶし銀の質感や、最弱音であっても虚空を突き抜けるヴァイオリンのフラジオレット、そしてピアノの右手のリアルなアタック感、ハープのグリッサンドの一音一音が目に見えるほど綺麗に粒立っていること、、、このスピーカーの素晴らしい高域特性の例を挙げれば、枚挙にいとまがありません。中でもとりわけ印象的だったのはヨーロッパの古い教会で録音された合唱曲です。ソリストの声の輪郭や各声部の旋律が教会堂内のほの暗い空気の中に埋もれることなく、くっきりとしたエッジを見せ、目の覚めるような新鮮な響きを聴かせてくれました。

ところで、このような可聴帯域内の情報はもちろんのこと、人の感性というものは通常の可聴範囲を超えたところに潜んでいるかも知れない情報、つまり音楽表現の細やかなニュアンスであったり、切々と訴える情感であったりといった多分に抽象的な領域までも感じ取るものですね。また一方で、世には確かにそうした奥深く繊細な領域の情報を伝えることの出来るオーディオ機器が実在しており、それらの多くは時を越えて「銘機」と呼ばれます。個人的な経験則ですが、そのような機器の多くは最高音域のディテイルが明瞭に聴きとれる機器でした。Stirling Broadcastの「LS-3/5a V2」もまた同様です。この小さなスピーカーが、紛れもなく銘機であると思われた所以です。
 

 

(2)低域について

小型モニターLS-3/5aの規格においては当然ながら低音再生に関して制約を受けてしまいます。(たとえStirlingの「LS-3/5a V2」がオリジナル3/5aより幾分か深い低域再生を可能にしているとしても)
その結果これらのスピーカーにおいては人の耳はしばしば低音楽器の「基音」ではなくオクターヴ上の「第二倍音」を聴くことになります。けれども、この「LS-3/5a V2」の試聴においてはそのことによる実害がまったく感じられませんでした。それどころか、重低音の暴れがなく、中低音域における重音が濁りなく美しく和しているため、むしろ響きの快ささえ感じられます。ウッドベースはエッジの効いたリアルな質感が楽しめ、スピーディーなエレクトリックベースランのレスポンスも素晴らしく、まったくのストレスフリーです。安定の良いスピーカーなので少し大胆に音量を上げてみて下さい。リスナーはいつしか低音再生に関しても「LS-3/5a V2」に満足させられている事実に気がつくことになるでしょう。
 
 


(3)バランスについて


近代フランスの作曲家モーリス・ラヴェルのオーケストレーションは、弦、木管、金管、更には打楽器の各楽器間の音量バランスがまるで数値的に計算されているかのようです。もしもあるオーディオシステムのバランスがきちんと整えられているなら、正確に録られたラヴェルの管弦楽曲の再生音はホールで聴く生のオーケストラ演奏と同様に心地よく和声が響くことになりますし、その逆であれば作曲者の努力も徒労に終わってしまいます。


さて、このStirling Broadcast製「LS-3/5a V2」ですが、全音域におけるエネルギー配分(いわば上下方向のバランス)とスピードの均一さ(いわば前後方向のバランス)が見事に揃っています。その結果、リスナーは音楽のここ彼処でたいへん快い和声感を感じとり、楽しむことが出来るのです。黒人のゴスペルコーラスなどもその好例ではないでしょうか。彼らは我々の耳に馴染んだ平均律ではなく純正律に近い和声感覚を持っています。バスの正確な根音の上に展開される完全5度や完全8度の響きのなんと心地良いことでしょう。今更のようにハーモニーというものの素晴らしさに驚きます。このような純度の高い響き、ぜひLS-3/5a V2のような機器で楽しみたいものです。

 



高域、低域、全帯域におけるバランスという3つの観点からこの小型スピーカーを試聴してみましたが、Stirling Broadcast製「LS-3/5a V2」のハイファイ機器としての実力と信頼性に疑いの余地はありません。けれど、それ以上に印象的なことがあります。それは、この製品にはオーディオ先進国イギリスらしい実にこなれたセンスが感じられるということです。定在波対策でエンクロージャの形状にRを持たせるわけでもなく、共振を防ぐための先進素材を投入するわけでもなく、、、現代機器のように大仰な理論は振り翳さないけれど、「LS-3/5a V2」は至ってさりげなくハイファイスピーカーとしての完成を見せています。
リスニングルームの片隅に置かれた「LS-3/5a(V2)」という名の小匣・・・けれど、そこから生成される小宇宙は完璧なまでに満ち足りており、その秘密を知った人たちにとっては掛け替えのない宝物に思えることでしょう。




 

追記

 
ワイエスティーさんのご厚意で新ツイータ(19mmソフトドーム、SEAS H1638-08)版のStirling LS3/5aV2をお借りし、試聴させていただきました。
 

スペック上は旧ツイータからの変更はないとのこと。
しかしながら、実聴上は、高音域が更に伸び、高域の再現性に繊細さが加わり、分離が清潔になっていると感じました。
微妙な変化ですが、モニタースピーカーとしては歓迎すべきものだと思います。
いくつかのソースを用いて試しましたが、各楽器群の位置や分離が分りやすくなっていることは勿論、ヴォーカルやソロ楽器の表情がたいへんよく伝わるようになっています。
さらにトライアングルの響きや、チェンバロ、ヴィブラフォン高音部、チェレスタ、ハープなどには美しい華さえ感じ取れ、ギターのフラジオレットもたいへんリアルです。
 

各帯域のバランスは相変わらず見事で、LS3/5aの面目躍如たるものです。上記の優れた高域特性も決して突出することなく、全体のエネルギーバランスから遊離しません。
低音域にも更なる解像力と力感が加わっていますが、これも新ツイータの及ぼした成果だと思います。中音域、高音域の空気を濁すことのない素晴らしい低音再現です。
 

従来のバージョン同様、この新ツイータ版も、鳴らし方には幾らかのコツが要ると思います。
もともとカラーリングのない正確な再現性を持つ密閉型モニタースピーカーですので、日常のリスニングや音楽鑑賞に用いる場合には、ややライブに響く部屋にする必要があるかも知れません。余計な家具やモノを少し取り除いて、出来るだけ豊かに響かせたいものです。

かりにケーブルに無関心な方だとしても、最低限ジャンパーには気を付けるべきです。一般にスピーカー付属の真鍮製器具は、例えば電気製品に付属している動作テスト用の乾電池のようなもので、交換して当たり前と認識すべきです。真鍮製器具の部分で伝導率の半分以上が失われる点に無関心でいることは大きな損失になります。(当サイト「アルティメットRCAコネクター」ご参照」)

スタンドに少し低めのものを使い、低音を良く響かせることも一興です。モニター的な見地からは分離感がやや落ちますが、まとまりのある音楽的な響きが出て来て、リスニングを楽しくしてくれます。

 

もし全帯域のバランスをフラットに響かせる位置(高さ)に配置したいなら、以下の方法を試みてください。

クラシックの音源、それも古典派またはバロック作品を使ってテュッテイ(全合奏)の和音の響きを確認します。
もし低音や高音がうるさいと感じるなら、その帯域が突出してしまっています。高音がうるさければ、少し低めの位置に配置してください。その逆であれば高めの位置に配置して調整します。

(ロマン派以降の作品は作曲家が意図的にある帯域を強調していることがあるので、基本的にこのようなチェックには不向きです)

これらの匙加減もリスナーの好みによって調整されれば良いでしょうし、その過程も楽しみの一つとなることでしょう。
LS3/5a、、相変わらずオーディオライフに奥深い楽しみをもたらしてくれるスピーカーです。
 

(2018年7月)

 
 


[仕様]
2ウェイ密閉型スピーカー、(周波数特性)78Hz〜20kHz +-3dB、(感度)83dB for 2.83V(a)1m、(インピーダンス)11 orm、(ツイータードライバ)
SEAS H1638-08 19mmソフトドーム、(バス/ミッドドライバ)Stirling SB4424、SEAS 110mmダイキャストフレーム、85mmポリプロピレンコーン、(ネットワーク)Stirling Super Spec V2、(クロスオーバー周波数)3kHz、(接続端子)バイワイヤ仕様、(外寸)H 30cm x W 18.8cm x D 16.8cm、(重量)4.9kg、(製造国)イギリス

※カラーは「チェリー」(この頁の画像)と「ウォールナット」(拡大画像)の2色がありますので、ご注文の際にはどちらかをお選び下さい。
このページの画像は旧ツイータ版のものですが、拡大画面にあるのは新ツイータ版(ウォールナット)です。


※限定規格のカラーバリエーションに関しては、在庫等メールでお問い合わせ下さい。

 


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