<ご参考>
【使用機器】
USBは、もともと私のデジタル機器環境の主要な部分でなかったが、
最近少し変わった。
私は働いている間、古い録音のマスタリングのため、
そしてそれらの音楽を聴くため
デスクトップのシステムをセットしている。
私の使用する機器は、Mac
Miniをはじめ、Audirvana
playback software、
Audioengine A2+
powered speaker、各種のUSB
DAC、iFI Nano、
Musical Fidelity のV-90、
そしてしばらくは使うことになるSOtM のHP-100などだ。
最近、私は試聴システムでSOtMのSHM-100ミニサーバーを見直した。
それは192Khz
pcmとDSDを流れ出させる。
それがUSBデジタル出力に限られているため、私のUSB環境が変わったのだった。
【試聴】
音楽が、スピーカーの間に浮かび上がり、静かな世界から現れ出るかのようだ。
その違いはどんなに容易に確認できたことだろう。
真剣に耳を澄ますまでもなく、バーンインする必要もなかった。
改善は瞬時に確認された。
このケーブルは音楽の上にそれ自体の響きをまったく加えることなく、
音源からの情報の流れを滞りなくDACに伝送しているように感じられた。
確かにこれはあらゆるデジタルケーブルのしなければならないことだが、
諸要素が絡み、ことはそう簡単ではない。
理想的でない設計はいうに及ばず、
ジッターと他の問題を引き起こす恐れのあるインピーダンスの問題があるのだ。
次にEastern
ElectricのMini
Max Supreme DACにMirageを使ってみた。
MirageとMini Max supremeはSimaudio同様に、素晴らしい相乗効果を見せた。
96Khz、192KhzとDSDファイルはこのコンボで素晴らしい響きを聴かせ、
そして各々の解像とフォーマットは最高のかたちで表れた。
The Bandの「Northern Lights- Southern Cross」のリマスター盤が
優れた質感とありのままの素朴さで、かつてないほどの味わいを聴かせた。
Mirageは、一貫して優れた録音におけるもっとも素晴らしい長所を引き出した。
ケーブルメーカーは現在彼らのデジタルケーブルに関していろいろな主張をしていて、
それは特にUSBケーブルに当てはまる。
どのケーブルが最高の設計を持つかについて決定する最高の方法は、
とにかく聴くことだろう。
今まで優れた製品を設計してきたDH Labsのもう一つの素晴らしいケーブルが
Mirage USBだ。
自分の耳、音質比較、価格、そして構造、それらを用いて、
Mirageは間違いなくリファレンス級のUSBケーブルといえる。
Andre Marc氏評より抜粋 (「audiovideo REVOLUTION」)